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失敗しない!輸入車中古購入 完全ガイド|点検記録簿の見方から交渉術まで

失敗しない!輸入車中古購入 完全ガイド|点検記録簿の見方から交渉術まで

📁 購入ガイド
🏷️ 輸入車 / 中古車 / 購入ガイド / チェックリスト / 点検記録簿
⏱ 読了時間:約25分

「中古の輸入車、何を確認すればいいかわからない…」

初めて輸入車の中古を買う時、不安だらけだろう。

「故障が多いんじゃないか?」「ぼったくられないか?」「何をチェックすればいい?」

この記事は、そんなあなたのための完全ガイドだ。

15年間で10台以上の輸入車中古を購入してきた経験から、失敗しないための全ノウハウを公開する。

このチェックリストを持って中古車店に行けば、あなたは安心して購入できる。

目次

1. 購入前準備:これだけは決めておけ

①予算を明確にする

  • 車両価格だけで考えない:諸費用(10-20万円)も必要
  • 購入後の修理費用:最低20万円は確保しておく
  • 年間維持費:税金・保険・車検で年50-80万円

例:予算300万円の場合

・車両価格:250万円まで

・諸費用:15万円

・予備費(修理用):20万円

・初年度維持費:15万円(残り車検期間による)

②欲しい車種・グレードを絞る

  • 車種を3つまで絞る:BMW 3シリーズ、メルセデス Cクラス、アウディ A4など
  • 年式を決める:新しい方が故障リスク低い(5年以内推奨)
  • 走行距離の上限:10万km以下を推奨
  • 駆動方式:FR、FF、4WDのどれが必要か?

2. 点検記録簿の見方:これが最重要!

点検記録簿は、車の健康診断書。これを見れば、その車の全てがわかる。

点検記録簿で確認すべき7つのポイント

✅ チェック①:整備履歴の連続性

良い例:毎年または2年ごとに、ディーラーまたは同じ整備工場で点検

悪い例:記録が飛び飛び、または前オーナーの記録が一切ない

確認方法:

・点検記録簿を最初から最後まで見る

・年月日が連続しているか?

・同じ整備工場の印鑑があるか?(ディーラーならベスト)

✅ チェック②:走行距離の整合性

確認方法:

・点検記録簿に記載された走行距離が、時系列で増えているか?

・メーターの巻き戻しがないか?(記録簿の距離 > 現在の距離 = アウト)

例:

2020年5月:45,000km

2021年5月:52,000km(+7,000km)

2022年5月:60,000km(+8,000km) ← これが自然

✅ チェック③:重要部品の交換履歴

必ず確認すべき交換部品:

  • エンジンオイル:1年または1万kmごと
  • ブレーキフルード:2年ごと
  • タイヤ:4-5年ごと
  • バッテリー:5-8年ごと
  • ブレーキパッド:5-8万kmごと

赤信号:

・エンジンオイル交換が2年以上なし → エンジンダメージの可能性

・ブレーキフルード交換が5年以上なし → ブレーキ系統劣化

✅ チェック④:大きな修理履歴

確認すべき項目:

  • エンジン修理:オーバーホール、ヘッドガスケット交換など
  • トランスミッション修理:AT/MT載せ替え、クラッチ交換など
  • エアサス交換:修理費50万円超の高額部品

判断基準:

・大きな修理がある = 悪いとは限らない

修理後の経過年数・走行距離を確認

・例:エンジンオーバーホール後、2年・2万km走行 → OK

✅ チェック⑤:リコール対応履歴

確認方法:

・点検記録簿に「リコール対応済み」の記載があるか?

・ない場合、販売店に「この車種のリコール対応済みですか?」と質問

重要:

リコール未対応の車は、無償で修理可能。ディーラーに持ち込めばOK。

✅ チェック⑥:ディーラー点検 vs 民間整備工場

ディーラー点検の車:

・信頼性◎、リセールバリュー◎

・整備費用は高いが、記録が完璧

民間整備工場の車:

・信頼性△(工場による)

・「輸入車専門」「認証工場」ならOK

・記録簿が詳細ならOK

✅ チェック⑦:前オーナーの使い方を想像する

良い使い方(想像):

・年間走行距離5,000-10,000km(通勤+週末)

・定期的な点検(1年ごと)

・ディーラーで整備

悪い使い方(想像):

・年間走行距離2万km超(営業車?)

・点検記録が飛び飛び(メンテナンス軽視)

・民間整備工場でも記録が雑

3. カーセンサー・グーネット問い合わせテンプレート

気になる車を見つけたら、まずメールか電話で問い合わせ。このテンプレートを使えば、効率的に情報収集できる。

メール問い合わせテンプレート(コピペOK)

📧 件名:BMW 320i(掲載番号:12345678)について問い合わせ

株式会社○○ 御中

お世話になります。
カーセンサーに掲載されている以下の車両について、問い合わせいたします。

■車両情報
・車種:BMW 320i
・年式:2015年
・走行距離:45,000km
・掲載番号:12345678

■確認したい事項

1. 点検記録簿は全て揃っていますか?
2. 前オーナーは何人ですか?
3. 修復歴は本当にありませんか?
4. 最後のエンジンオイル交換はいつですか?
5. タイヤの残り溝はどのくらいですか?
6. 保証は付きますか?(期間・内容)
7. 現車確認・試乗は可能ですか?
8. 総額(諸費用込み)はいくらですか?
9. 値引きは可能ですか?

■来店希望日時
・第1希望:○月○日(土) 14:00〜
・第2希望:○月○日(日) 10:00〜
・第3希望:○月○日(土) 10:00〜

お手数ですが、ご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

【連絡先】
氏名:山田太郎
電話:090-XXXX-XXXX
メール:example@example.com

💡 このテンプレートのポイント:

具体的な質問:曖昧な質問は避ける

来店希望日時を複数:スムーズに予約できる

連絡先を明記:返信しやすくする

丁寧な文面:横柄な態度はNG

電話問い合わせの台本

📞 電話問い合わせテンプレート

あなた: 「もしもし、カーセンサーを見てお電話しました。BMW 320i、掲載番号12345678の件で問い合わせたいのですが。」

販売店: 「はい、ありがとうございます。どのようなご質問でしょうか?」

あなた: 「いくつか確認したいことがあります。まず、この車の点検記録簿は全て揃っていますか?」

販売店: 「はい、揃っております。」

あなた: 「ありがとうございます。では、前オーナーは何人ですか?」

販売店: 「2人です。」

あなた: 「わかりました。修復歴は本当にありませんか?」

販売店: 「はい、修復歴はございません。」

あなた: 「ありがとうございます。最後のエンジンオイル交換はいつですか?」

販売店: 「3ヶ月前です。」

あなた: 「わかりました。保証は付きますか?」

販売店: 「はい、6ヶ月保証が付きます。」

あなた: 「ありがとうございます。では、現車確認と試乗をしたいのですが、○月○日の14時頃は可能ですか?」

販売店: 「はい、大丈夫です。お名前とお電話番号をお願いできますか?」

あなた: 「山田太郎、090-XXXX-XXXXです。よろしくお願いします。」

💡 電話のポイント:

メモを用意:回答をメモする

質問を準備:事前にリスト化しておく

丁寧に話す:横柄な態度はNG

曖昧な回答はNG:「たぶん」「おそらく」は信用しない

問い合わせ時に必ず確認すべき9項目

No. 確認項目 理由
1 点検記録簿の有無 整備履歴がないと不安
2 前オーナーの人数 多いほどリスク高
3 修復歴の有無 事故車は避けるべき
4 エンジンオイル交換時期 メンテナンス状況の指標
5 タイヤの残り溝 交換必要なら追加費用
6 保証の有無・内容 購入後の安心度
7 試乗の可否 試乗できないのは赤信号
8 総額(諸費用込み) 予算に合うか確認
9 在庫状況 商談中・成約済みかも

複数店舗への効率的な問い合わせ方法

ステップ①:同車種を3-5店舗ピックアップ

カーセンサー・グーネットで、同じ車種・年式・価格帯の車を3-5台ピックアップ。

ステップ②:テンプレートを車両ごとにカスタマイズ

上記のメールテンプレートを、各車両の情報に書き換える。

ステップ③:一斉送信

3-5店舗に同時に問い合わせメールを送信。

ステップ④:返信を比較

・返信の早さ(対応の良さ)

・回答の詳しさ(情報開示の姿勢)

・保証内容

・総額

ステップ⑤:2-3店舗に絞って現車確認

返信内容が良かった2-3店舗に、実際に行く。

返信が来たらチェックすべきポイント

✅ 良い販売店の返信

  • 24時間以内に返信が来る(対応が早い)
  • 質問に全て答えている(情報開示に積極的)
  • 写真を追加で送ってくれる(親切)
  • 具体的な数字を出す(曖昧でない)
  • 保証内容を詳しく説明(安心感)

⚠️ 要注意な販売店の返信

  • 返信が3日以上遅い(やる気なし)
  • 質問に答えていない(情報隠し)
  • 「来店してください」だけ(情報開示しない)
  • 「たぶん」「おそらく」が多い(曖昧)
  • 電話しか対応しない(記録を残したくない?)

4. 販売店への質問リスト:これを聞け!

現車確認に行く前に、このリストを印刷して持っていけ

現車確認時の質問①:車両の基本情報

📋 質問テンプレート

  • 「前オーナーは何人ですか?」
  • 「前オーナーはどんな使い方をしていましたか?(通勤用?週末用?)」
  • 「修復歴は本当にありませんか?」
  • 「事故歴は?(修復歴なしでも、軽い事故はある)」
  • 「水没歴・冠水歴はありませんか?」

質問②:整備・メンテナンス

📋 質問テンプレート

  • 「点検記録簿は全てありますか?見せてください」
  • 「最後のエンジンオイル交換はいつですか?」
  • 「タイヤはいつ交換しましたか?残り溝は?」
  • 「バッテリーはいつ交換しましたか?」
  • 「ブレーキパッドの残量は?」
  • 「この車種でよくある故障は何ですか?それは直っていますか?」

質問③:保証・アフターサービス

📋 質問テンプレート

  • 「保証は付きますか?期間は?どこまでカバーしますか?」
  • 「保証外の修理が必要になった場合、工賃はいくらですか?」
  • 「納車前整備は何をしますか?」
  • 「納車後、不具合が出た場合の対応は?」
  • 「この車を売却する際、下取りしてもらえますか?」

質問④:価格・諸費用

📋 質問テンプレート

  • 「諸費用の内訳を教えてください」
  • 「値引きは可能ですか?」
  • 「現金一括とローンで、価格は変わりますか?」
  • 「納車時期はいつですか?」
  • 「納車時、満タンで納車してもらえますか?」

5. 現車確認:絶対にチェックすべき15項目

実際に車を見る時、このチェックリストを使え

外装チェック(5項目)

チェック項目 確認方法 赤信号
①ボディの傷・凹み 日光の下で、斜めから見る 大きな凹み、修理跡
②塗装の色ムラ 各パネルの色が同じか? ドアだけ色が違う=再塗装
③ドアの開閉 全ドアを開閉、異音は? ギシギシ音、閉まりにくい
④タイヤの状態 溝の深さ、ひび割れ 溝2mm以下、ひび割れ多数
⑤ガラスのヒビ フロント・リアガラス 5cm以上のヒビ=車検不可

内装チェック(5項目)

チェック項目 確認方法 赤信号
①シートの状態 破れ、シミ、タバコ臭 大きな破れ、強い臭い
②ハンドル類,ブレーキペダル すり減り具合。ペダル右角の摩耗 ボロボロ=高走行の証拠
③エアコンの効き エンジンかけて確認 冷風が出ない=修理費高額
④電装品の動作 窓、ミラー、ライト全て 動かない箇所がある
⑤異臭チェック カビ臭、焦げ臭、ガソリン臭 強い異臭=内部トラブル

エンジンルームチェック(5項目)

チェック項目 確認方法 赤信号
①エンジンオイル量 レベルゲージで確認 MIN以下=メンテナンス不良
②オイル漏れ エンジン下を覗く ポタポタ垂れている
③冷却水の量・色 リザーバータンク確認 茶色く濁っている
④ベルトの状態 ひび割れ、摩耗 ベルトがボロボロ
⑤バッテリーの状態 端子の腐食、液漏れ 白い粉、液漏れ

6. 試乗で確認すべき10のポイント

⚠️ 試乗は絶対に必須!

「試乗なしで買う」は、絶対にNG。

どんなに外観が綺麗でも、走ってみないとわからないことは山ほどある

試乗チェックリスト

✅ エンジン始動時

  • セルモーターの音:「キュルキュルキュル…ブルン」が正常
  • 一発始動するか?2回目、3回目は赤信号
  • アイドリング時の振動:大きすぎないか?
  • 警告灯:エンジンチェックランプが消えるか?

✅ 発進・加速時

  • アクセルレスポンス:踏んですぐ反応するか?
  • 異音:「ガリガリ」「ゴトゴト」は赤信号
  • トランスミッション:変速ショックは許容範囲か?
  • 加速時の振動:大きすぎないか?

✅ ブレーキ

  • ブレーキの効き:しっかり止まるか?
  • ブレーキ時の異音:「キーキー」は許容範囲、「ゴリゴリ」は赤信号
  • ブレーキペダルの感触:スカスカしないか?

✅ ハンドリング

  • ハンドルの重さ:重すぎ/軽すぎないか?
  • 直進性:ハンドルを離しても真っ直ぐ走るか?
  • カーブでの挙動:自然に曲がるか?

7. 絶対に避けるべき車の特徴

🚨 赤信号リスト:これがあったら買うな!

①修復歴あり

・骨格部分の修理歴 = 事故車

・リセール激減、故障リスク高

②水没歴・冠水歴あり

・電装系が全滅するリスク

・数年後に突然故障

③メーター改ざん疑惑

・点検記録簿と走行距離が合わない

・内装のすり減りが激しいのに低走行

④点検記録簿なし

・整備履歴不明 = ギャンブル

・前オーナーがメンテナンス軽視の可能性

⑤エンジンオイル交換が2年以上なし

・エンジン内部ダメージの可能性大

・購入後、すぐエンジントラブル

⑥試乗拒否

・「試乗できません」= 何か隠している

・絶対に試乗させてもらえ

オークション仕入れの場合殆ど登録されていないため試乗はできない。ゆえに以下の項目に注意。

オークション仕入れであれば何処のオークションで仕入れたか。そしてオークションでの評価を確認する。

大規模なオークションであるとどうしても玉数が多いため評価が雑になることもある為オークションの評価が全てではないことも注意したい。

ちなみに仕入れでの評価の信ぴょう性で言うと個人的にはTAA(トヨタオートオークション)がお勧め。

⑦保証なし

・「現状渡し、ノークレーム」= 危険

・最低でも3ヶ月保証は欲しい

8. 値引き交渉のコツ

交渉①:相場を調べておく

  • カーセンサー・グーネットで同車種・同年式の相場確認
  • 複数店舗で同じ車種を見積もり
  • 「他店では○○万円でした」と伝える

交渉②:具体的な値引き交渉術

テクニック①:端数カット交渉

「268万円 → 260万円にしてもらえませんか?」

→ 端数は交渉しやすい

テクニック②:納車前整備を追加

「値引きが難しいなら、エンジンオイル交換とタイヤ交換をサービスしてください」

→ 値引きより、整備追加の方が通りやすい

テクニック③:即決を条件に

「今日決めるので、あと5万円引いてください」

→ 即決は強い武器

テクニック④:下取り車がある場合

「下取り価格をあと5万円上げてください」

→ 値引きより、下取り価格アップの方が通りやすい

交渉③:やってはいけないこと

⚠️ NG行動

  • 「20万円値引きしろ!」と無茶な要求
  • 販売店スタッフに横柄な態度
  • 「買わないかも」と匂わせる(本気度が伝わらない)
  • 即決せず、何度も何度も見に来る(時間の無駄)

9. 購入後にすぐやるべきこと

納車直後(1週間以内)

✅ やるべきことリスト

  • ①全機能の動作確認:窓、ミラー、ライト、エアコン、オーディオ
  • ②エンジンオイル量確認:レベルゲージで確認
  • ③タイヤ空気圧確認:適正空気圧にする
  • ④取扱説明書を読む:機能を把握
  • ⑤任意保険の変更手続き:忘れずに!

納車後1ヶ月以内

✅ やるべきことリスト

  • ①信頼できる整備工場を探す:ディーラーor民間
  • ②次回の車検時期を確認:車検証で確認
  • ③エンジンオイル交換(心配なら):前オーナーがいつ交換したか不明なら交換
  • ④ドライブレコーダー設置:事故時の証拠

まとめ

  • 点検記録簿の確認:整備履歴の連続性、走行距離の整合性、重要部品の交換履歴
  • 販売店への質問:前オーナー、整備履歴、保証内容、価格交渉
  • 現車確認15項目:外装5項目、内装5項目、エンジンルーム5項目
  • 試乗は必須:エンジン始動、加速、ブレーキ、ハンドリング確認
  • 避けるべき車:修復歴あり、水没歴あり、点検記録簿なし、試乗拒否
  • 値引き交渉:相場調査、端数カット、納車前整備追加、即決条件
  • 購入後:全機能確認、整備工場探し、ドラレコ設置

このチェックリストを使えば、中古輸入車の購入で失敗しない。

点検記録簿をしっかり確認し、現車を隅々までチェックし、試乗で確かめる——これさえ守れば、良い車に出会える。

「中古の輸入車は故障が多い」というイメージ。しかし、それは選び方を間違えた場合だ。

整備履歴がしっかりしている車、ディーラー点検を受けている車、走行距離が少ない車——こういう車を選べば、国産車と変わらない信頼性を手に入れられる。

さあ、このチェックリストを印刷して、中古車店に行ってみよう。

あなたの理想の輸入車が、きっと見つかる。

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