200万円以下で買える、後悔しない輸入車5選|初心者向け完全ガイド
「輸入車に乗りたい。でも、新車は高すぎる…」
そんなあなたに朗報だ。200万円以下でも、ドイツ車の上質な走りを手に入れることができる。
BMW 3シリーズ、メルセデス Cクラス、アウディ A4——これらの人気モデルが、中古なら200万円以下で狙える。
「でも、中古の輸入車って故障が心配…」「維持費が高いんじゃないの?」
その不安、よくわかる。だからこそ、この記事では「狙い目の年式・グレード」「年間維持費の目安」「購入時の注意点」まで、すべて解説する。
この記事を読めば、200万円で買える最高の輸入車が見つかる。
1. なぜ200万円以下の輸入車がおすすめなのか?
理由①:新車の国産車より上質な走り
200万円で買える新車の国産車は、カローラ、プリウス、フィットなど。もちろん、信頼性は高い。
しかし、「走りの質」「内装の質感」「ブランド価値」では、中古のドイツ車が圧倒的に上だ。
例:BMW 3シリーズ(E90) vs カローラ
・BMW 3シリーズ(E90):FR駆動、直列6気筒エンジン、本革シート、BMWブランド
・カローラ(新車200万円):FF駆動、直列4気筒、ファブリックシート
走りの質、所有する満足感は、BMWが圧倒的。
理由②:適切に選べば、故障リスクは低い
「中古の輸入車=故障が多い」というイメージ。しかし、それは選び方を間違えた場合だ。
- 定期点検記録簿がある車を選ぶ
- 走行距離10万km以下を選ぶ
- 修復歴なしを選ぶ
- ディーラー認定中古車を選ぶ(予算あれば)
これらを守れば、故障リスクは国産車と大差ない。
何より、逆を返せば故障さえ無ければ中古輸入車を選ばない手はないということだ。
後ほど故障の未然防止における私なりの最適解を後述する。
理由③:維持費は意外と高くない
「輸入車=維持費が高い」というイメージ。しかし、実際は年間50-80万円程度(税金・保険・車検・消耗品込み)。
国産車(カローラなど)の年間維持費は約40-60万円。つまり、月1-2万円の差しかない。
2. 選定基準:この5つの条件で選んだ
今回紹介する5台は、以下の基準で厳選した。
- ①価格:200万円以下(中古車市場での相場)
- ②信頼性:故障リスクが低い(定評のあるエンジン・トランスミッション)
- ③維持費:年間80万円以内(税金・保険・車検・消耗品)
- ④部品供給:パーツが入手しやすい(生産終了から5年以内推奨)
- ⑤リセール:売却時の価値(ある程度の価値を維持)
3. 【第1位】BMW 3シリーズ(E90) 2005-2012年式
BMW 3シリーズ(E90型)
基本スペック:
- 年式:2005年〜2012年
- 駆動方式:FR(後輪駆動)
- エンジン:直列4気筒/直列6気筒/直列6気筒ターボ
- トランスミッション:6速AT/6速MT
狙い目グレード・年式
おすすめ①:320i(2009年以降)
・エンジン:直列4気筒 2.0L(156ps)
・中古相場:100万円〜150万円
・燃費:約10-12km/L
・特徴:維持費が安い、燃費良い、パーツ豊富
おすすめ②:325i(2005-2010年)
・エンジン:直列6気筒 2.5L(218ps)
・中古相場:80万円〜130万円
・燃費:約9-10km/L
・特徴:シルキーシックス(滑らかな直6)、走りの質が最高
避けるべき:335i(直6ターボ)
・理由:ターボ故障リスク、維持費高い、ハイオク仕様
年間維持費の目安
| 項目 | 金額(年間) |
|---|---|
| 自動車税 | 約39,500円(2.0L) |
| 自動車保険 | 約50,000-80,000円(年齢・等級次第) |
| 車検(2年に1回) | 約100,000-150,000円 ÷ 2 = 50,000-75,000円/年 |
| 消耗品・オイル交換 | 約50,000円 |
| 燃料費(年10,000km) | 約150,000円(10km/L、ハイオク170円) |
| 合計 | 約340,000-400,000円/年 |
※駐車場代は別途(地域により異なる)
メリット・デメリット
- ◎メリット
- FRならではの気持ちいい走り
- 直列6気筒エンジンの滑らかさ(325i)
- デザインが飽きない(今見ても古くない)
- パーツが豊富で修理しやすい
- ×デメリット
- エンジンオイル漏れ(高走行車)
- ウォーターポンプ故障(10万km前後)
- 内装のプラスチックパーツが劣化しやすい
こんな人におすすめ
・FRの走りを楽しみたい
・直列6気筒エンジンの滑らかさを体験したい
・BMWブランドに憧れがある
・運転が好き(ワインディング、峠道)
4. 【第2位】メルセデス・ベンツ Cクラス(W204) 2007-2014年式
メルセデス・ベンツ Cクラス(W204型)
基本スペック:
- 年式:2007年〜2014年
- 駆動方式:FR(後輪駆動) / 4MATIC(4WD)
- エンジン:直列4気筒/V6
- トランスミッション:7速AT(7G-TRONIC)
狙い目グレード・年式
おすすめ①:C200(2011年以降)
・エンジン:直列4気筒 1.8L 直噴ターボ(184ps)
・中古相場:120万円〜180万円
・燃費:約11-13km/L
・特徴:燃費良い、税金安い(1.8L)、走りも十分
おすすめ②:C250(2011年以降)
・エンジン:直列4気筒 1.8L 直噴ターボ(204ps)
・中古相場:130万円〜190万円
・燃費:約10-12km/L
・特徴:パワフル、高速安定性◎
避けるべき:C350(V6)
・理由:燃費悪い(約7-8km/L)、税金高い(3.5L)、維持費高い
年間維持費の目安
| 項目 | 金額(年間) |
|---|---|
| 自動車税 | 約39,500円(1.8L) |
| 自動車保険 | 約50,000-80,000円 |
| 車検(2年に1回) | 約120,000-180,000円 ÷ 2 = 60,000-90,000円/年 |
| 消耗品・オイル交換 | 約60,000円 |
| 燃料費(年10,000km) | 約140,000円(11km/L、ハイオク170円) |
| 合計 | 約350,000-430,000円/年 |
メリット・デメリット
- ◎メリット
- 内装の質感が最高(本革シート、ウッドパネル)
- 乗り心地が良い(エアサスペンション搭載車も)
- メルセデスブランドのステータス
- 安全装備が充実
- ×デメリット
- 7G-TRONICの故障リスク(高走行車)
- エアサスペンション故障(搭載車のみ、修理費50万円〜)
- 電装系トラブル(センサー類)
こんな人におすすめ
・内装の質感・高級感を重視
・乗り心地の良さを求める
・メルセデスブランドに憧れ
・高速道路での安定性重視
5. 【第3位】アウディ A4(B8) 2008-2015年式
アウディ A4(B8型)
基本スペック:
- 年式:2008年〜2015年
- 駆動方式:FF(前輪駆動) / quattro(4WD)
- エンジン:直列4気筒ターボ
- トランスミッション:CVT / 7速Sトロニック
狙い目グレード・年式
おすすめ①:A4 2.0 TFSI(2012年以降)
・エンジン:直列4気筒 2.0L ターボ(180ps)
・中古相場:90万円〜150万円
・燃費:約11-13km/L
・特徴:燃費良い、パワー十分、FFで維持費安い
おすすめ②:A4 2.0 TFSI quattro(2012年以降)
・エンジン:直列4気筒 2.0L ターボ(211ps)
・中古相場:110万円〜170万円
・燃費:約10-12km/L
・特徴:4WD(クワトロ)、雪道・雨天に強い
避けるべき:初期型(2008-2011年)
・理由:CVTトラブル多い、電装系故障
年間維持費の目安
| 項目 | 金額(年間) |
|---|---|
| 自動車税 | 約39,500円(2.0L) |
| 自動車保険 | 約50,000-80,000円 |
| 車検(2年に1回) | 約110,000-160,000円 ÷ 2 = 55,000-80,000円/年 |
| 消耗品・オイル交換 | 約55,000円 |
| 燃料費(年10,000km) | 約140,000円(11km/L、ハイオク170円) |
| 合計 | 約340,000-415,000円/年 |
メリット・デメリット
- ◎メリット
- quattro(4WD)が優秀(雪道・雨天に強い)
- デザインがシンプルで飽きない
- 内装の質感が高い(BMWより上質)
- 燃費が良い(2.0 TFSI)
- ×デメリット
- 初期型CVTトラブル(2008-2011年)
- 電装系トラブル(センサー類)
- FFモデルはアンダーステア強い
こんな人におすすめ
・4WD(クワトロ)が欲しい(雪国、雨が多い地域)
・シンプルなデザインが好き
・内装の質感を重視
・燃費も気になる
6. 【第4位】VW ゴルフ GTI(Mk6) 2009-2013年式
VW ゴルフ GTI(Mk6型)
基本スペック:
- 年式:2009年〜2013年
- 駆動方式:FF(前輪駆動)
- エンジン:直列4気筒 2.0L ターボ(211ps)
- トランスミッション:6速DSG
狙い目グレード・年式
おすすめ:ゴルフ GTI(2010年以降)
・エンジン:直列4気筒 2.0L ターボ(211ps)
・中古相場:90万円〜140万円
・燃費:約10-12km/L
・特徴:スポーティな走り、実用性◎、維持費安い
避けるべき:初期型(2009年)
・理由:DSGトラブル報告あり
年間維持費の目安
| 項目 | 金額(年間) |
|---|---|
| 自動車税 | 約39,500円(2.0L) |
| 自動車保険 | 約45,000-70,000円 |
| 車検(2年に1回) | 約90,000-130,000円 ÷ 2 = 45,000-65,000円/年 |
| 消耗品・オイル交換 | 約45,000円 |
| 燃料費(年10,000km) | 約150,000円(10km/L、ハイオク170円) |
| 合計 | 約320,000-370,000円/年 |
メリット・デメリット
- ◎メリット
- スポーティな走り(ホットハッチの代表格)
- 実用性が高い(5ドアハッチバック)
- 燃費が良い(211psでこの燃費は優秀)
- 維持費が比較的安い
- ×デメリット
- DSGトラブル(初期型)
- 内装が地味(BMWやメルセデスと比べて)
- 乗り心地が硬め(スポーツ志向)
こんな人におすすめ
・スポーティな走りを楽しみたい
・実用性も重視(荷物をたくさん積みたい)
・維持費を抑えたい
・ワインディングが好き
7. 【第5位】ボルボ V60(初代) 2011-2018年式
ボルボ V60(初代)(スウェーデン🇸🇪)
基本スペック:
- 年式:2011年〜2018年
- 駆動方式:FF(前輪駆動) / AWD(4WD)
- エンジン:直列4気筒ターボ / 直列5気筒ターボ
- トランスミッション:6速AT / 8速AT
狙い目グレード・年式
おすすめ①:V60 T4(2014年以降)
・エンジン:直列4気筒 1.6L ターボ(180ps)
・中古相場:120万円〜170万円
・燃費:約11-13km/L
・特徴:燃費良い、税金安い、安全性能◎
おすすめ②:V60 T5(2014年以降)
・エンジン:直列4気筒 2.0L ターボ(245ps)
・中古相場:140万円〜190万円
・燃費:約10-12km/L
・特徴:パワフル、安全装備充実
避けるべき:初期型(2011-2013年)
・理由:電装系トラブル報告あり
年間維持費の目安
| 項目 | 金額(年間) |
|---|---|
| 自動車税 | 約34,500円(1.6L) / 39,500円(2.0L) |
| 自動車保険 | 約45,000-70,000円 |
| 車検(2年に1回) | 約100,000-150,000円 ÷ 2 = 50,000-75,000円/年 |
| 消耗品・オイル交換 | 約50,000円 |
| 燃料費(年10,000km) | 約140,000円(11km/L、ハイオク170円) |
| 合計 | 約320,000-390,000円/年 |
メリット・デメリット
- ◎メリット
- 安全性能が最高(ボルボの伝統)
- ワゴンで実用性◎(荷物がたくさん積める)
- 内装の北欧デザインが美しい
- 乗り心地が良い
- ×デメリット
- 電装系トラブル(初期型)
- パーツ代が高め(ボルボ純正)
- ディーラーが少ない(地方)
こんな人におすすめ
・安全性を最優先(家族がいる)
・ワゴンが欲しい(荷物をたくさん積む)
・北欧デザインが好き
・乗り心地重視
8. 5台の総合比較
| 車種 | 中古相場 | 年間維持費 | 燃費 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| BMW 3シリーズ(E90) | 80万〜180万 | 約34万〜40万 | 9-12km/L | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| メルセデス Cクラス(W204) | 90万〜200万 | 約35万〜43万 | 10-13km/L | ⭐⭐⭐⭐ |
| アウディ A4(B8) | 70万〜170万 | 約34万〜42万 | 10-13km/L | ⭐⭐⭐⭐ |
| VW ゴルフGTI(Mk6) | 80万〜150万 | 約32万〜37万 | 10-12km/L | ⭐⭐⭐⭐ |
| ボルボ V60(初代) | 100万〜190万 | 約32万〜39万 | 10-13km/L | ⭐⭐⭐⭐ |
9. 購入時の注意点
⚠️ 必ずチェックすべきポイント
①定期点検記録簿
整備履歴がわかる。ディーラーで定期的にメンテナンスされていればベスト。
消耗品であるブレーキおよびブレーキローターの交換履歴があるとgood
②走行距離
10万km以下を推奨。ただし、記録簿がしっかりしていれば、10-15万kmでもOK。
③修復歴
修復歴なしを選ぶ。骨格修正歴がある車は避ける。
④試乗
必ず試乗する。エンジン音、異音、走行感覚をチェック。
⑤保証
ディーラー認定中古車なら、1-2年保証付き。民間中古車店でも、保証付きを選ぶ。
まとめ
- 第1位:BMW 3シリーズ(E90) – FR、直6エンジン、走りの楽しさ
- 第2位:メルセデス Cクラス(W204) – 内装質感、乗り心地、ステータス
- 第3位:アウディ A4(B8) – クワトロ、燃費、バランス
- 第4位:VW ゴルフGTI(Mk6) – スポーティ、実用性、維持費安
- 第5位:ボルボ V60(初代) – 安全性、ワゴン、北欧デザイン
- 年間維持費:約32万〜43万円(税金・保険・車検・燃料込)
- 購入時の注意:記録簿、走行距離、修復歴、試乗、保証
200万円以下でも、ドイツ車の上質な走りを手に入れることができる。
BMW 3シリーズのFRの気持ちよさ、メルセデス Cクラスの高級感、アウディ A4のクワトロ、ゴルフGTIのスポーティさ、ボルボ V60の安全性——どれも、新車の国産車では得られない魅力だ。
「でも、故障が心配…」
その不安は、適切な車を選べば解消できる。定期点検記録簿、走行距離、修復歴——これらをチェックすれば、国産車と変わらない信頼性を手に入れられる。
消耗品の交換歴をヒヤリングするだけでも販売店に舐められずに済むかもしれない。
別記事にて記録簿の見方、販売店に聞くべきことのリストをまとめたい。
維持費も、月1-2万円の差。この差で、ドイツ車の上質な走りを楽しめるなら、十分に価値がある。
ぜひ安心の輸入車ライフを。

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